|
|
■3代目炭窯 さあ村おこし■(朝日新聞徳島版)2009年04月16日
高知県境に近い那賀川源流域にある那賀町木頭北川地区で、村おこしに取り組む地元グループ「おららの炭小屋」(大城慶太郎代表、13人)が、活動拠点となる炭焼き窯を4年ぶりに造り直した。15日、完成を祝って、地区住民たちの前で人形浄瑠璃の「三番叟(さんばそう)」が披露された。
「おらら」は、かつての生業だった炭焼きの技術を伝承することで山村の再活性化をと、00年に結成。炭にする木材の切り出しから素焼きまでの研修会を毎月開き、炭の全国販売もしている。
新しい窯は3代目。2月から2カ月かけて、れんが21段を積み重ねた直径約2メートル、高さ約1・5メートルの長円形窯を築いた。天井に丸みを持たせるため、木の枝約7千本を交互に積み重ねて全体をむしろで覆った後、赤土で固めた。月末までに火入れして窯内を1200度以上にし、乾燥させたら窯上げが終了。5月中に炭250キロを初出しする。
今後、毎月250キロのペースで炭を焼き、子供たちに炭焼きを体験してもらう。都会の人に泊まり込みで山村暮らしの知恵を学んでもらうツアーや、杉を下流へ運ぶ手段だった丸太一本乗り体験なども計画している。
三番叟は天・地・人の安泰を願う舞楽。「辺境の地が元気になると、他の地も元気になる」と、大阪国立文楽劇場で公演中の吉田勘緑さんが披露し、地元の北川小学校の児童21人も見学した。
村おこし活動の問い合わせは、おららの炭小屋事務局(050・8800・7240)へ。
(竹嶋芳明)
※写真は、完成した炭焼き窯の上で披露された三番叟=那賀町木頭北川
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000904160001
|
|