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■18年ぶり川俣農村舞台■(2009年9月23日 読売新聞・徳島版)

 投稿者:oha  投稿日:2009年 9月23日(水)10時50分29秒
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  ■18年ぶり川俣農村舞台■(2009年9月23日  読売新聞・徳島版)
 那賀町川俣の礫(つぶて)神社で10月18日、18年ぶりに「川俣農村舞台」が復活する。徳島市の人形浄瑠璃座「青年座」や、地元の青年団員らの同「丹生谷(にゅうだに)清流座」、県立城北高生ら計約70人で人形浄瑠璃を中心に上演。舞台で保存されていた町有形文化財の襖(ふすま)絵95枚を使い、背景を次々変える「襖からくり」も披露する。各メンバーは、伝統の大衆芸能復活を成功させようと、練習に励んでいる。川俣農村舞台は、地域の農民らが明治初期に同神社の境内に建てた木造平屋約60平方メートル。境内のスギなどの大木に囲まれ、神々しい雰囲気が漂う舞台で、農民らが五穀豊穣(ほうじょう)などを願い、人形芝居や村祭りで使ってきた。戦後は集落の住民が減り、次第に使われないようになった。1991年、県内の建築士らが住民の協力で床や襖絵を修復。12月、愛好家グループが約40年ぶりに復活した舞台で人形浄瑠璃を公演した。以来、舞台は再び使われなくなったが、2008年11月、住民や青年座事務局長の小原伸二さん(49)らが、「地域の伝統を守り、舞台を復活させよう」と、同舞台の保存会(蔭原義雄会長)を結成。今年6月には同町で、青年団員らが丹生谷清流座を組織した。公演にはほかに、18年前の舞台を経験した「かじか婦人学級」(神山町)の後継団体「名月座」(徳島市)や、青年座メンバーが母校の城北高民芸部に声をかけて高校生も加わることになり、それぞれが練習を続けてきた。22日は那賀町内の会館で、青年座と丹生谷清流座が合同練習。「扇は水平に持って」。青年座の玉井啓行代表(52)が手ぶりを交え、丹生谷清流座員に人形の動かし方を指導した。本番で演じるのは、めでたい席で演じられる「寿二人三番叟(ことぶきににんさんばそう)」。2拍子の三味線の音で、人形の手足をリズミカルに動かした。人形の重さは約4キロ。右手と頭(かしら)を持つ主遣(おもづか)い、脚を動かす足遣い、左手を動かす左手遣いの3人で操る。丹生谷清流座員の渡越渉さん(36)は「3人の息を合わせるのが難しいけど、本番までもう1か月ない。何とか成功させたい」と、人形の細かい動作を懸命に体で覚えようとしていた。座長の山田陽介さん(25)は「人形が重く、腕も痛むが、今はやり遂げたいという気持ちでいっぱい。伝統文化に若者としてのエッセンスを加えたい」といい、同保存会の事務局長も務める小原さんは「たくさんのお客さんに来てもらい、出演者と一体になるような舞台にしたい」と意気込んでいる。公演は午後1時半〜4時。入場無料。問い合わせは那賀町教育委員会上那賀分室(0884・66・0111)。
(写真)懸命に人形を操る丹生谷清流座員ら(那賀町で)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20090922-OYT8T00744.htm

 
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